部屋の角(引っ込んだ部分)を入隅(いりすみ)といいます。

古い話ですが、私が見習いの頃はこの部分はクロスを折り返して巻くように教わり
ました。 仕上げた直後はその方がきれいに見えるからですね。
ですが、とくに新築ではそのように仕上げると、後にクロスがよじれることが
多く発生し、結局クロス屋の責任にされ、補修することが多々ありました。
下地をとめている材木が乾燥して微妙に変化するのが原因と思われます。
画像はクロスを角で切り、上半分にコーキングしたものです。

この方が、後のメンテナンスがしやすいので、今はこのおさめ方が多いと思います。
お客様がそこまで関心があるのかどうか…。