クロス張替えの見積もりについて(小平市 事務所より)

今日はクロス張替えの見積もりについての解説です。


私の運営する「空専館」では、空き家、マンション等の空室において㎡/800(税別)から
クロス張替えの工事を承っております。 マイペースに活動していますが、ネットショップ
ですので、時々周り(他店)の動向などもチェックします。 最近多いと感じるのは、「平米
単価を安く謳っているが、㎡数の水増しにご注意下さい。」といった文言です。
素人のお客様相手なので、そういう変な職人も中にはいるかもしれませんが、
「そう書いてる貴方がやってるんじゃないですか?」と感じることもありますね(゚д゚)
まあ、それは冗談でありますが…。


これはきちんとした料金設定がされていないために無理をして単価を安くしている
業者に多いのではないでしょうか。 無理をするから間違った方法で金額を上げる
という手法は注意が必要ですね。 当店は安いほうですが、それに見合う運営体制
ですので、例えば今から来てほしいとか、急に明日工事してほしいなどのご要望に
はお応えできませんし、過剰なサービスを求められても、出来ない事は出来ないと
言います。 小規模でも自分達なりに出来るサービスを頑張り、大手の真似をしたり、
見栄を張ったりせず、無理をしていません。なので、㎡数を水増しして見積もるなど
ということ、仕事に手を抜くことは一切ありません。


業者選びでまず大切なことは、施工する本人が見積もりに来ることと、その会社のトップ
がただの横流しではない、現場と内装工事を熟知している人物かを見極めること
だと思
います。お客様側からみると、ほとんどの場合が初対面でその人の資質を見抜くのは難
しいですが、万一トラブルになった場合、運営者が素人のような人間、あるいは、机上の
空論ばかり唱える人間では責任が全うできません。まずそこでふるいにかけることです。
素人の運営者に工事を頼んで失敗しないで頂きたいものです。


私は30年余り業界にいますが、元々クロス張替えの見積もりはm(メートル)が妥当です。
例えば高さ2.5m×幅1.5mかたや、高さ2.5m×1.8mの壁の張替えがあったとしましょう。
この場合下地の面積では前者の方が3.8㎡、後者は4.5㎡となります。これに双方800を
掛けますと3,040と3,600です。クロスの材料幅は90㎝ですので、共に材料は5m、その分
に掛かる手間、糊やごみなど経費は同じです。なのに金額に相違があるのはおかしな話
になります。 よって、クロスの数量を表すm(メートル)が正しい単位です。


正論、とくに三角形の屋根、複雑な形状をした天井など、下地の面積では見積もり切れま
せん。 分かりやすく言いますと、カーテンをイメージしていただければ良いと思います。
丈と幅は使う生地によって価格の範囲が決められていますよね。 これと同じ事なんです。
クロス(壁紙)は幅が90㎝ですから、お見積もり時は基本的にmで採寸し、㎡に直す場合、
その数量から1割引きます。 また、複雑な形状の場合はロス分もみないとダメです。


では、どうして㎡という単位が主流になってきたかといいますと、これは時代の流れで、昔は
施工する側(職人)が採寸し、mで見積もっていたのに対し、20年前頃からはハウスメーカーや
工務店がコンピューターを導入しはじめCADという設計図の作成ソフトによって、下地の面積
を正確に算出し、一方的に予算が決められる発注のスタイルに変化したためです。 効率化
をしたいのが理由かと思います。 このため、大手が基準にしている「㎡」という単位が世間に
浸透しました。これが現在クロス張替えの業者が無理に合わせていることになった発端です。
m(メートル)というと、一般の方に馴染みが薄いため、また金額の比較、検討をしやすいために
㎡という単位が主流となったのだと思います。


つまり、どんなに施工しやすかろうと、施工しにくかろうと、下地の面積によって一律になるという
傾向になったわけです。これは、無知で全くの素人見積もりとしか言わざる他ありません。
実際の現場ではコンピューターのようにいかないのです。 下地ではなくクロスの面積です。
私は若い時から、国内のメジャーなハウスメーカーの工事を数多くやってきましたが、ほとんどの
場合、施工代(㎡数)に見合わず、(他業種の人も)追加請求ということが頻繁にありました。
現場監督もこれを認めて支払うことがよくありました。(最初から予算に盛り込んでおくべきです)


お見積書や発注書というのは、一度発行しましたら、変更や追加工事がない限り、請求額に変更
があってはならないと考えています。 実際の工事を担う職人が採寸し、使用する材料費、経費を
出し、何があってもこのご予算で工事を行いますというのが本当のお見積書というものです。













プロフィール

空専館スパロー内装 代表 山本茂之

Author:空専館スパロー内装 代表 山本茂之
クロス壁紙張替、内装工事 直接工事で大好評!
運営者の奮闘記です。

東京都小平市小川町1-957-19
FAX専用042-343-5102
携帯直通090-8489-6222
WEBサイト 「空専館」で検索!
http://kabegamikurosuharikae.2-d.jp/kuusen1.html

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